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リムの性能について

リムの性能について

お問い合わせの内容は、リムの芯材がウッドかフォームコアによって矢とびが変わるか?、またサイトが一番上がるリムはどれですか?というものでした。

前にHOYTのリムの変遷を少し書きましたが、単純にサイトが上がるリムとは、リム重量が軽い、リム長さが短い、リム幅が狭い、高反発力のカーボン材を使用、リムチップが小さい、ストリングを張ってないときのリカーブが大きい、 リカーブの形状がなだらかなリカーブを描いているなどの条件でほぼ決まります。

ちなみに、和弓などでも見受けられる芯材にカーボン材を入れても矢とびはよくなりませんが、残念ながら、アメリカや韓国メーカーにはこのようなリムを販売していました。

同じメーカーでも、これらの条件を満たすものが多ければ多いほど、サイトは上がります。ただ、同一メーカーはリム形状が同じものが多いので、一番簡単な見分け方はリム重量です。軽いリムを選べばそちらのほうがサイトは上がります。

ただ、単純にサイトを上げたい人からの相談には、取り扱いや耐久性、安定性などは別にすると、敢えて、各社ひとつずつ選ぶと、HOYTの990CX、サミックのエクストリーム、WINのウイネックス、ボーダーのカーボンリム、それにまだ製作中ですが、当方のカーボンリムということになります。

反対に安定性重視なら、リム幅が広いものがおすすめです。

また、これらの比較が難しいのは、リムの長さが同じHOYT対応S,M,Lサイズでも違うからで、HOYTのリムが短くなってきているのを受けて、数社が追随しているのが現状です。

同じようにハンドルも同じH25,H23だからいって、どのメーカーも長さが同じではありませんし、リムの差込み角度によっても違うので、ストリングの長さで調整する必要があります。

 

2009-07-18 11:29:00

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